[2024.03.03] 祈りは民族を滅びる危機を救います

■ メッセージ : 祈りは民族を滅びる危機を救います
■ 聖書 : 列王記第二 19:14-19
■ 説教 : 担任牧師　張元圭（チャン　ウォンギュ）


最近クリスチャンさえ恐れに囚われて生きています。
経済的な大きな困難だけではなく、霊的に無気力な人生を生きています。聖霊の内在による喜びが消えました。
賛美する力、祈る力もないと嘆く人々が多くなり、希望を語る人々が消えました。絶望と劣等感が心を支配しています。
このような危機でも揺れることなく、危機を乗り越えて神様の奇跡を繰り広げる偉大な人生を生きることができるその秘訣が何なのか、
そしてそのような人生が世の中にどんな影響力を及ぼすことができるのか、今日のみことばは一人に注目しようと思います。
まさにヒゼキヤ王です。ヒゼキヤ王は非常に不幸な環境で生まれ育って王になった人です。
なぜなら彼の父アハズ王は歴代のユダヤ王の中で最も悪い王だからです。
アハズ王はイスラエルを子供をいけにえとして捧げる偶像崇拝に陥れ、
民が礼拝を捧げることができないようエルサレムの聖殿の門を閉鎖したからです。
アハズが統治した当時ユダは霊的に最悪な状態でした。
「彼らは今日まで、以前の慣わしのとおりに行っている。彼らは主を恐れることはなく、
主がイスラエルと名をつけたヤコブの子たちに命じられた、掟や定めや律法や命令のとおりに行うこともない。」（列王記第二17:34）

アハズ王が繰り広げたこのような悪い状況の中、ヒゼキヤが王位を継承し、ユダの地は霊的暗黒の状態で統治14年になる年、
アッシリア王センナケリブが18万5千人の大軍を率いて攻め込みユダの町を占領し、
エルサレム城を包囲された絶体絶命の危機に直面していました。
ヒゼキヤ王はこのような危機に陥った民族の為に彼がとった行動について聖書はこう述べています。
「私たちの神、主よ。どうか今、私たちを彼の手から救ってください。そうすれば、地のすべての王国は、
主よ、あなただけが神であることを知るでしょう。」（列王記第二19:19）

ヒゼキヤ王は絶体絶命の危機の前にあるユダの為にアッシリア王を訪ね外交的に問題を解決しようとはしませんでした。
イスラエルの兵士を集めて彼らと戦争をするために準備したわけでもありません。
ヒゼキヤ王はただ神様にひざまずき民族の罪を悔い改め、命をかけた祈りをしました。
そしてその祈りはどんな結果につながったのか聖書はこのように述べています。
「その夜、主の使いが出て行き、アッシリアの陣営で十八万五千人を打ち殺した。
人々が翌朝早く起きて見ると、なんと、彼らはみな死体となっていた。」（列王記第二19:35）

神様は祈る者を通して危機の中にある民族を救われます。
神様は私たちが歴史を動かすテコになることを望んでいます。
聖徒の皆さん、私たちは世の中の運命を決める使命が私たちにあることを知らなければなりません。
神様が人間を造った目的によって、依然として私たちが世の中を統治し、治める王のような祭司として使命を担うことを望んでいます。
そしてその使命を全うできる力がまさに祈りにあります。聖徒の信仰の器は祈りの分量だけ大きくなるのです。
まだ祈りを通した神様の奇跡は終わっていません。
祈りで民族を救ったヒゼキヤ王の祈りは今も変わらず進行中であり、この世を変えた初代教会の使徒の働きの歴史は今日も続いています。
それなら、まさにこの日本の地もまたその点で例外ではありません。

今も神様の奇跡は祈る者を通して今日も依然として救いの働きは起きています。
神様は今日私たちをこの偉大な場に招待しておられます。
明日から始まる21日特別早天祈祷会を通して信仰の本質であるみことばと祈りの回復が起こり、
家庭と教会と日本に新しいリバイバルを起こすことを祝福してお祈りします。



■ 考えて見ましょう
*危機の中にあるユダを救うことができたヒゼキヤ王の祈りは、どのような祈りでその祈りはどのような結果をもたらしましたか。

*神様は今日のみことばを通して何を悟らせてくださり、今回復するべき信仰生活は何かを具体的に分かち合ってみましょう。


--みことばと人生が交わるロゴスライフ教会--